物忘れは脳の劣化ではなく進化?
老化による「物忘れ」は脳の劣化ではなく「進化」─米最新研究が指摘
年齢を重ねるにつれて記憶力が衰える現象はこれまで、加齢による脳の機能低下と捉えられてきた。だが米アリゾナ大学の研究チームの最新発表によれば、人生の後半戦では細かな出来事の暗記より、知恵を優先させる「脳の最適化」がおこなわれるのだと指摘する。
なかなか面白い指摘でしたね。
結びがなかなか参考になりますよ。
「健やかな脳」を保つためにできること
老化は「人生の新しい段階への適応」なのか、それとも「衰退の補填」なのか──いずれにせよ、より豊かに歳を重ねるためにできることは存在する。
フェルナンデスによれば、生涯学習、複雑な頭脳労働、活発な社会活動を続けている高齢者ほど、脳の柔軟性を維持できる傾向にある。こうした習慣によって脳の健康を保っていれば、たとえ海馬が縮小しても、複雑なタスクを支障なくこなし続けることができる。
ロイター=ローレンツもまた、日々のライフスタイルが極めて重要であると主張する。
「脳の健康のためには適度な運動、質のよい食事、充分な睡眠が欠かせません。さらに良好な人間関係を築き、知的な刺激を受け続けることも大切です」
さらに彼女は、加齢に対してポジティブなイメージを持つこともよいエイジングにつながるため、研究者は老化のプラス面に光を当てるべきだと強調する。
「歳を重ねるにつれ、愛おしむべき宝物が見つかります。それは老いを迎えて初めて手に入れられるものでもあるのです」
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